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​お寺紹介
尊海上人

尊海上人は、明治25年3月26日に旧本堂(現・尽誠堂)の地に信仰篤い農家の子として誕生されました。幼い頃より神仏に手を合わせることを好み、成長するにつれ一層深い信仰を重ねるようになり、殊に弘法大師様への信仰を堅くすると共に、先徳諸賢の教えを研鑚されました。その篤い信仰の功徳によって人の病を救う力が具わり、少年期から抱いていた社会奉仕の念願を実現すべく明治43年3月に本格的に人助けの道を歩まれるようになり、弘法大師さまを勧請し御本尊として「かむろ大師」を開創されました。そして、「お水のお加持」をはじめ独自の祈祷法を感得され、60数年無休で多くの人々を病から救われ昭和56年7月7日、90歳で御入滅されました。

​教え みおしえ五項目

・・・うたがわぬこと・・・

神や仏は姿もなく声もありません。
疑えば限りないのが神仏の世界です。

信じてこそ信心、信じてこそご利益もいただけます。

 

・・・世界平和と家庭円満のこと・・・

平和な世の中や円満な家庭でこそ幸せに成れます。

戦争や諍いの多い世の中や家庭では幸せには程遠いものです。

 

・・・先祖崇拝と親孝行のこと・・・

先祖や親があってこそ自分がある。

その先祖や親の徳をいただいて今の生活あります。

その先祖と親に日々感謝して供養や孝行に勤めてこそ幸せや発展があるのです。

 

・・・腹八分のこと・・・

「腹八分に医者要らず」といいます。

健康に暮らすためには正しい食生活は欠かせません。

これは、食生活だけでなく、何かにつけて無理をしないこと。

知らず知らずのうちに無理をすることがあります。

食べ過ぎも無理の一つですが、飲みすぎや働きすぎも病気の元。

気をつけなければいけません。

 

・・・腹立てぬこと・・・

人には喜怒哀楽という感情があります。

しかし、「笑う門に福来る」といいますように

笑う・喜ぶは健康や円満の元ですが、怒る・腹立つは病気や諍いの元。

朝夕笑顔で暮らしましょう。


道  歌

信仰は 健康円満 家繁盛 子孫長久 楽しかりけり

信仰は 我執我欲を 改めて 心の曇り 晴らすものなり

信仰は 先祖まつりと 親孝行 人に親切 尽くすものなり

​本 堂

参詣者の増加と旧本堂の老朽化に伴ない昭和58年新本堂の建設に着手し、昭和63年10月新本堂が建立されました。 現在、ご祈祷や諸行事は本堂を中心に行っています。本堂は小高い山の上に建立されていますので、大変見晴らしがよく葛城山・紀ノ川が一望され参拝のお方に喜ばれています。また、ここからの夕景は、「和歌山県朝日夕陽百選」に選ばれております。

​尽誠堂

最初は、八畳位の小さなお堂でご祈祷を行っていましたが、徐々に手狭になり昭和9年に『旧本堂』を建立いたしました。しかし、70年あまりの年月に至る老朽化に伴い平成21年旧本堂の改装工事に着手し、22年3月『旧本堂』を『尽誠堂』と改め、かむろ大師開創100年祭に尽誠堂落慶法要を挙行し、現在は菩提所としておまつりしております。

​奥の院

上人の御誓願である「世界平和と万民健康」を願って昭和43年3月より約10年の歳月をかけて造営されました。奥之院は、「平和公園」とも称し、一般の方にも行楽の場所として親しまれています。特に春は桜がきれいです。また、開祖尊海上人の御廟がお祀りされている所でもあります。

​境内周辺見取り図はクリックすると大きな画面でご覧いただけます。

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